UNIXコマンドの活用と基礎知識
よくあるオプション
- -a
- すべてを対象とする
- -r
- サブディレクトリなども対象とする(再帰的に実行する)
- -v
- 詳細情報を表示する
複数行にわたる記述
コマンドの途中で改行するには「\」を指定する。
$ ls \ > -l
標準入出力
- 標準入力
- stdin、0
- 標準出力
- stdout、1
- 標準エラー出力
- stderr、2
;(セミコロン)
1行に複数のコマンドを橘樹したい場合に用いる。「;」で区切られたコマンドを左から順番に実行する。
前のコマンドが正常に実行された場合もされなかった場合も、次のコマンドを実行する。
$ pwd; ls /Users/atsm Desktop Library Pictures Sites
&&
直前のコマンドが正常に実行された場合のみ、次のコマンドを実行する。
コマンド1 && コマンド2
コマンド1の実行を踏まえて、続きの処理をコマンド2で行いたい場合に用いる。
||
直前のコマンドが正常に実行されなかった場合のみ、次のコマンドを実行する。
コマンド1 || コマンド2
コマンド1が正常に実行できなかった場合のエラー処理などをコマンド2で実行させたい場合に利用できる。
変数
- シェル変数
- シェルの中でのみ有効な変数
変数名=値
「=」と文字列の間にはスペースを入れないことに注意!!!
定義した変数は
$変数名
で参照できる。
- 環境変数
- シェルで実行されるコマンド(子プロセス)などでも有効となる変数
exportコマンドで定義されているシェル変数を環境変数に移行することができる。
$ animal=cat $ echo $animal cat $ export animal $ env | grep animal animal=cat
参考
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