アート・オブ・アプリケーション パフォーマンステスト
アート・オブ・アプリケーション パフォーマンステスト (Theory in practice)
- 作者: Ian Molyneaux,田中慎司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/09/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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単体テスト、機能テスト、システムテストは広く理解され、多くの組織で成熟度が高いレベルにある。
それに対し、パフォーマンステストは無視されていることが多い。
パフォーマンスは本質的には見る側の感覚の問題。
// 良好なアプリケーションパフォーマンスを確実に達成するためには、負荷をかけながら、アプリケーションの挙動を観測し、発生する問題を修正する。
パフォーマンス計測
サービス指向
アプリケーションがエンドユーザに提供するサービスがどの程度良好か
- 可用性
- アプリケーションがエンドユーザに提供できている時間量のこと。
- 応答時間
- アプリケーションがユーザリクエストに応答するまでに要した時間のこと。
効率指向
アプリケーション実行環境をうまく使えているかどうか
- スループット
- アプリケーション指向のイベントが発生する頻度のこと。
- 利用効率
- 利用しているリソースの理論容量に対する実際に利用している割合のこと。
パフォーマンス標準
2秒の壁
2秒より大きな応答時間は、平均的なユーザにとって生産性に決定的な影響を与える。
パフォーマンス考慮の欠如
アプリケーション設計の間、パフォーマンスを考慮しなかったら、自らトラブルを求めていることになる。
よいデザイン(設計)はそれ自体が良好なパフォーマンスをもたらす。
どれくらいのユーザがいるのか
- 実際に何人のエンドユーザが使うのか
- 同時接続数
- 新規ユーザ数と割合
- サーバ環境(場所、数)