アート・オブ・アプリケーション パフォーマンステスト

アート・オブ・アプリケーション パフォーマンステスト (Theory in practice)

アート・オブ・アプリケーション パフォーマンステスト (Theory in practice)


単体テスト、機能テスト、システムテストは広く理解され、多くの組織で成熟度が高いレベルにある。
それに対し、パフォーマンステストは無視されていることが多い。

パフォーマンスは本質的には見る側の感覚の問題。

// 良好なアプリケーションパフォーマンスを確実に達成するためには、負荷をかけながら、アプリケーションの挙動を観測し、発生する問題を修正する。

パフォーマンス計測

サービス指向

アプリケーションがエンドユーザに提供するサービスがどの程度良好か

可用性
アプリケーションがエンドユーザに提供できている時間量のこと。
応答時間
アプリケーションがユーザリクエストに応答するまでに要した時間のこと。
効率指向

アプリケーション実行環境をうまく使えているかどうか

スループット
アプリケーション指向のイベントが発生する頻度のこと。
利用効率
利用しているリソースの理論容量に対する実際に利用している割合のこと。

パフォーマンス標準

2秒の壁

2秒より大きな応答時間は、平均的なユーザにとって生産性に決定的な影響を与える。

パフォーマンス考慮の欠如

アプリケーション設計の間、パフォーマンスを考慮しなかったら、自らトラブルを求めていることになる。
よいデザイン(設計)はそれ自体が良好なパフォーマンスをもたらす。

どれくらいのユーザがいるのか

  • 実際に何人のエンドユーザが使うのか
  • 同時接続数
  • 新規ユーザ数と割合
  • サーバ環境(場所、数)

テストツール